2018/05/01
「自分が書きたい記事」より「相手が読みたい記事」を
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。「基本的に、売り込みはしない」と重なるところもありますが、
これを文書作成と対応付けると、「自分が書きたい文章では売り込むことは難しい」「誰かが読みたい文章を書こう」となります。
それを明確に認識できるのは「情報処理技術者試験」「中小企業診断士」「技術士」といった各種の論述問題
(2,800字、600字、1,800字といったまとまった文章を解答する問題) や各種の補助金申請書でよくわかります。
自分で書いた文章だと、採点者や審査員に届かない。
採点者や審査員が望む内容の文章だと合格する。
というシンプルな話です。
なお、試験にしても補助金にしても、「採点者や審査員が望む内容」は、各種の採点基準や審査基準に記載されています。
これらはきちんと読み直すとよいでしょう。
ここまで見たように、試験や補助金申請書では、基準が明確化されているので、ある意味分かりやすい。
だが、これが商業誌だとどうでしょう。
民草は移ろいやすいと言いますが、商業誌の読者が何を面白いと思うか、明確な基準はありません。
それでも、面白いと思って頂ければその雑誌のその号の売り上げは伸びて、面白いと思って頂けなければ売り上げが下がります。
商業誌の場合は何が望まれているかを売上げ等の指標から間接的に判断しているものと思われます。
そして、指標が売上だとしたら、売上を上げるためのマーケティング、仮説検証が重要になってきます。
更に、定量だけでなく、アンケートを取って、どのような記事がどのように望みを満たしたか、定性的に評価することになるでしょう。
いずれにしても、「良い文章」を作成するためには、徹底的に他者視点に立って、その他者を満たすためにどうすればよいかを考え抜く必要がありそうです。
本日もよろしくお願い致します。
「できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260 Googleタグマネージャ/オプティマイズ/データスタジオ対応 (できる逆引きシリーズ)
「情報処理教科書 高度試験午後I記述 春期・秋期
「情報処理教科書 高度試験午後II論述 春期・秋期
秋試験の学習に向けて是非ともお読みくださいませ。
よろしければ、クリックをお願い致します。





コメント