2017/10/01
システム監査技術者の勉強で気を付けたこと
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。今日は、システム監査技術者試験の勉強で気を付けたことを記録します。
気を付けたことを簡単に申し上げると、「ツリー構造を意識した体系化」「ツリー構造のトップレベルを意識した暗記」です。
システム監査人は、監査対象から独立した立場にあり、監査対象の個別具体的な事象を判断できるわけではありません。
他方、業務には企業によらず成り立つ事項 (法律を守る、会計ルールを守る、標準手順、チェックの仕組みが必要、
不正はいけない、等) もあり、特に遵法、損失回避、不正防止には注意が必要です。
システム監査人の存在意義は、監査対象が共通的な事項を守れているか、共通的な事項について
監査対象が見落としていないかを確認するところにあると言えます。
これを踏まえ、日本におけるシステム監査の共通的な枠組みを捉えるには、「システム管理基準」が必要になります。
更に、業務処理統制となると「財務報告に係るIT統制ガイダンス」も必要です。
これを踏まえて。。。
システム監査→「IT全社的統制」「IT全般統制」「IT業務処理統制」
全般統制→「開発・保守」「運用」「アクセス管理」「外部委託管理」
統制の種類1→「人的統制」「自動化統制」
内部統制→COBITの5要素「統制環境」「リスクの評価と対応」「統制活動」「情報と伝達」「モニタリング」 + 「ITへの対応」
IT業務処理統制での信頼性の確保→「正確性」「完全性」「正当性」
統制の種類2→「予防牽制」「誤謬摘示」「修正回復」
監査対象の対応→「リスク評価」「コントロールの設定」「監査証跡の確保」
システム監査人の対応→「監査要点の設定」「監査手続の設定」「監査証拠の設定」
監査の段階→「コントロールの整備状況の監査」「コントロールの運用状況の監査」
「コントロールの整備状況の監査」→「XX規定は整備されているか」「XX規定で業務の記述範囲は網羅されているか」「XX規定は正当な承認者の承認の元発行されているか」
「コントロールの運用状況の監査」→「XX規定は実際に実施されているか」「XX規定に記載された手続の実施結果として、XX規定の制定目的を達成できているか」「XX規定に組み込まれたチェック機能は機能しているか」
等々、不合格を重ねながらになりましたが、整理を重ねておりました。
必要なことを思いついたら、随時更新します。
中小企業診断士の皆様においては実務補習の最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、関東地区の診断士向けのイベントについてご紹介いたします。
「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)開催!!
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埼玉県協会では、埼玉県下で活動を希望する中小企業診断士を対象に「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)を2017年10月7日(土)に埼玉会館(さいたま市)で開催します。
埼玉県協会では、毎月第3土曜日に開催される研修交流定例会を始めとした各種研修プログラムや県からの受託事業、実務に携わる機会が少ない方に機会提供を図る実務従事事業、実践に即した研究会活動等を実施しております。本会は、そうした埼玉県協会の活動を広く知って頂くとともに、既存会員と未入会の方の交流促進を目的としたイベントです。
本会では、2017年度資格登録者はもちろんですが、資格を取得してから無所属・他協会所属、まだ資格登録要件を満たしていない、といった方も大歓迎です。また、既存会員の皆さまにとっても、有意義な情報交換の機会になると考えております。
埼玉県中小企業診断協会は、「顔が見える仲間がいるアットホームな気風」で、独立診断士にも企業内診断士にも活躍の場があることが特徴です。そんな協会の雰囲気を感じながら、「おいしいネタ」を見つけてみませんか?
現在、参加者を募集中です。参加を希望される方は、下記の方法によりお申し込みをお願い致します。
埼玉オータムフォーラム2017(新人歓迎交流会)
1.日時:2017年10月7日(土) 13:30開会 (13:00受付開始)
2.会場: 埼玉会館
★埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4(JR浦和駅西口より徒歩約6分)
3.内容:埼玉県中小企業診断協会の紹介
基調講演
ワークショップ(診断士としての活動の場を拡げる)
研究会・実務従事・研修に関する紹介
パネルディスカッション(埼玉県協会会員の診断士活動)
4.申込方法
埼玉県協会未入会の方:こくちーずよりお申込み下さい。
こくちーず
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皆様、是非ともご参加くださいませ。
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「情報処理教科書 高度試験午後I記述 春期・秋期
「情報処理教科書 高度試験午後II論述 春期・秋期
秋試験の学習に向けて是非ともお読みくださいませ。
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