2017/09/25
「中小企業診断士を」単に「診断士」と言わないほうがよい
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。最近、特に「中小企業診断士を」単に「診断士」と言わないほうがよいと思うようになりました。
理由はシンプルです。
自分たちが、何を診断する人なのかが、他の人から見て分かりにくいからです。
・中小企業の経営者からは、自分たちと関係がある人なのかが分かりにくい。
まずは、経営者の方から見て分かりにくいでしょう。
特に、たまたま相手の「診断士」が理想論ばかりを投げてくるであろう時には。
中小企業診断士には大企業出身者が多いのですが、余計に中小企業の実態が分かりにくい部分があります。
そのため、中小企業診断士としても、そのままにしていると、経営者の方から反発を受けるかもしれません。
ですので、まずは形からですが、正しく「中小企業診断士」を名乗ることで、形式面から
中小企業の経営者に関わるものであることを示しつつ、自らを律していく必要があると考えます。
・建設業界では、「診断士」は「コンクリート診断士」という別の資格と受け取られる可能性がある
建設業界 (特にコンクリート関係業界) には、「コンクリート診断士」という資格があります。
そして、コンクリート関係者が単に「診断士」というときには、「コンクリート診断士」を指します。
私は技術士として建設業界の方のお話を伺う機会を持っていますが、この点は誤解がないように「中小企業診断士」と確実に正式な資格名称を使います。
他方、「中小企業診断士」という士業自体、公認会計士、税理士、弁護士、弁理士独占業務がないこともあってか、いまだ浸透道半ば、といった状態です。
そのように資格自体が浸透しない中、「診断士」というほぼ仲間内でしか通じない略称を使うことで、他業界では誤解を受けてしまいます。
現状の資格浸透度を考慮しても、「中小企業診断士」という正式名称は使用したほうがよいと考えます。
このように考えますと、名称を正式に呼んだほうがよい、という背景には、「世の中を広く知ったほうがよい、仲間内だけで群れすぎないようにしたほうがよい、なぜなら我々は「中小企業診断士」を普及させることと「中小企業診断士」として社会に貢献することが必要だから」ということが見えてくるのです。
中小企業診断士の皆様においては実務補習の最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、関東地区の診断士向けのイベントについてご紹介いたします。
「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)開催!!
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埼玉県協会では、埼玉県下で活動を希望する中小企業診断士を対象に「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)を2017年10月7日(土)に埼玉会館(さいたま市)で開催します。
埼玉県協会では、毎月第3土曜日に開催される研修交流定例会を始めとした各種研修プログラムや県からの受託事業、実務に携わる機会が少ない方に機会提供を図る実務従事事業、実践に即した研究会活動等を実施しております。本会は、そうした埼玉県協会の活動を広く知って頂くとともに、既存会員と未入会の方の交流促進を目的としたイベントです。
本会では、2017年度資格登録者はもちろんですが、資格を取得してから無所属・他協会所属、まだ資格登録要件を満たしていない、といった方も大歓迎です。また、既存会員の皆さまにとっても、有意義な情報交換の機会になると考えております。
埼玉県中小企業診断協会は、「顔が見える仲間がいるアットホームな気風」で、独立診断士にも企業内診断士にも活躍の場があることが特徴です。そんな協会の雰囲気を感じながら、「おいしいネタ」を見つけてみませんか?
現在、参加者を募集中です。参加を希望される方は、下記の方法によりお申し込みをお願い致します。
埼玉オータムフォーラム2017(新人歓迎交流会)
1.日時:2017年10月7日(土) 13:30開会 (13:00受付開始)
2.会場: 埼玉会館
★埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4(JR浦和駅西口より徒歩約6分)
3.内容:埼玉県中小企業診断協会の紹介
基調講演
ワークショップ(診断士としての活動の場を拡げる)
研究会・実務従事・研修に関する紹介
パネルディスカッション(埼玉県協会会員の診断士活動)
4.申込方法
埼玉県協会未入会の方:こくちーずよりお申込み下さい。
こくちーず
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皆様、是非ともご参加くださいませ。
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