2017/09/22
診断ポイントを簡単に入手できることの弊害
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。最近、中小企業診断士のポイント (実務ポイント、中小企業診断士は、5年で30ポイント (30実働日) を獲得しておかないと資格を失う) が取引されている、等の話を聴くことが多くなりました。
ポイントの取引ではなくとも、自身が診断活動を行わないにもかかわらず、懇意にしている経営者からポイントだけをもらう、という話も聞きます。
確かに、「企業内診断士は診断のための時間を確保することが難しい」という言説にも一理はあります。
他方、このように、ある意味簡単にポイントを入手できるとなると、診断を受ける中小企業経営者からはどのように見えるでしょうか。
・この人(中小企業診断士)は、本当に経営を見ながら、または我々経営者と一緒に試行錯誤しながら頑張ってくれた人なのかな。
・この人には「先生」と呼びたくなるような実力はあるのかな。役に立つ人なのかな。
・この人は、「ポイントをください」と懇願していないかな。物乞いみたいでいやだな。
このように考えられている可能性も少なくありません。
また、「中小企業診断士とはいっても、能力にばらつきがある」と聞かれることもあります。
問題がなければ一様に全員がよい仕事をしているはずですので、「ばらつき」とは、
「結果を出せないグループがある」と同義と考えてよいでしょう。
ポイントの取引や安易な発行から、中小企業診断士のイメージが低下し、低く見られるのでは、という悪影響が考えられます。
今後は、
・「中小企業診断士を」単に「診断士」と言わないほうがよい
・中小企業診断士全体のイメージや人の質を向上するには
・他の中小企業診断士から差別化するには
といったことも記事にする予定です。
中小企業診断士の皆様においては実務補習の最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、関東地区の診断士向けのイベントについてご紹介いたします。
「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)開催!!
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埼玉県協会では、埼玉県下で活動を希望する中小企業診断士を対象に「埼玉オータムフォーラム2017」(新人歓迎交流会)を2017年10月7日(土)に埼玉会館(さいたま市)で開催します。
埼玉県協会では、毎月第3土曜日に開催される研修交流定例会を始めとした各種研修プログラムや県からの受託事業、実務に携わる機会が少ない方に機会提供を図る実務従事事業、実践に即した研究会活動等を実施しております。本会は、そうした埼玉県協会の活動を広く知って頂くとともに、既存会員と未入会の方の交流促進を目的としたイベントです。
本会では、2017年度資格登録者はもちろんですが、資格を取得してから無所属・他協会所属、まだ資格登録要件を満たしていない、といった方も大歓迎です。また、既存会員の皆さまにとっても、有意義な情報交換の機会になると考えております。
埼玉県中小企業診断協会は、「顔が見える仲間がいるアットホームな気風」で、独立診断士にも企業内診断士にも活躍の場があることが特徴です。そんな協会の雰囲気を感じながら、「おいしいネタ」を見つけてみませんか?
現在、参加者を募集中です。参加を希望される方は、下記の方法によりお申し込みをお願い致します。
埼玉オータムフォーラム2017(新人歓迎交流会)
1.日時:2017年10月7日(土) 13:30開会 (13:00受付開始)
2.会場: 埼玉会館
★埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4(JR浦和駅西口より徒歩約6分)
3.内容:埼玉県中小企業診断協会の紹介
基調講演
ワークショップ(診断士としての活動の場を拡げる)
研究会・実務従事・研修に関する紹介
パネルディスカッション(埼玉県協会会員の診断士活動)
4.申込方法
埼玉県協会未入会の方:こくちーずよりお申込み下さい。
こくちーず
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皆様、是非ともご参加くださいませ。
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