2017/01/22
地方創生 政策アイディアコンテスト2016の応援に行きました
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。1/21は、地方創生 政策アイディアコンテスト2016の応援に行きました。
このコンテストでは、RESASを活用して地方創生のための政策アイディアを提案するというものです。
私もチームで参加させて頂いて地方予選までは通過できましたが、全国大会の出場はなりませんでした。
結果のほうは、すでに報道の通りです。
また、今回大学生以上一般の部で地方創生大臣賞を獲得された岡祐輔様のブログです。
各提案内容の全体的な印象として、各提案の出来が素晴らしいことと、単に分析・提案を行っておられるだけでなく、一部または全部が実施状態にある、ということです。
単に政策提案するだけでなく、地域と交流しながら実施可能な物を提案する必要があるのだと感じました。
以下は、技術者として考えたこと。
RESAS活用はいわゆるビッグデータの活用に当たるものですが、技術者、IT関連者、そしてITに直接関与しない方では捉え方がそれぞれ異なるということ。
それを踏まえてどのような立ち位置を取るか、そしていかに相手に合わせていくか、が重要と考えました。
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データの活用
・データを分析して知見を見出してアイディアを出す
・今まである実践的なアイディア等をビッグデータで検証・裏付けする
今回感じたことは、受賞者には後者のパターンも多く、ビッグデータの活用というものを杓子定規に捉えては良くなさそう、ということ。
分析者視点では前者に重きを置きがちだが、実際にデータ活用結果を実施する立場からすると、後者のほうが動きやすいし、客観的に見ても後者の観点のほうがしっくりくるパターンも多いのだろう。
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・ビッグデータが流行しつつあるのは、様々な大量、非構造データを蓄積できるようになったというIT面、契約面の事情以外にも、既存の業務担当者の発想を超えた着想で事業課題を解決したいという経営視点もあると考えています。
・そのため、専門手法でデータを解析してそこから知見を得て施策を導くことも結構ですが、最終的に業務担当者や経営者にビッグデータの活用結果やそこから導いた施策を説明して、納得頂いて、行動頂く必要もあります。いくら既存の発想の枠を超えるとはいっても、あまりに的外れでは問題はあるでしょう。
・技術者としてはデータ解析手法を開発するということは疑いようのない至上命題なのですが、データ解析の外で行われている、インプットとなる事業課題を見ること、依頼者に施策について納得・行動頂けること、という視点も気を付けます。施策は実施されて価値が出ると思いますので。
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平成28年度のITストラテジストでは、ビッグデータを活用した新サービスにより事業を優に展開するという事例が出題されました。
「情報処理教科書 高度試験午後I記述 春期・秋期
「情報処理教科書 高度試験午後II論述 春期・秋期
秋試験の学習に向けて是非ともお読みくださいませ。
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