ちょうど、ミラサポの特集がIT利活用だった - 経営情報システムとの整合性

こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。

中小企業診断士 1次試験の経営情報システムの難化に関連し、
ミラサポ ビジネススクールの特集が、「ITを利活用して生産性向上」でした。
これは、経営情報システムの難易度や方向性と合わせて、考えさせられる内容でした。

1. 中小企業としては、ミラサポの特集で紹介されたレベルの内容が求められているのでは?
この「ミラサポ」は、「中小企業の先進ビジネス、取組み事例をピックアップし、次なるビジネスのヒントを届ける」ことが
目的です。
そのため、閲覧者としては中小企業の経営者もしくは中小企業診断士等の支援者と考えられます。
ここからも、IT技術自体を詳細に紹介しているわけではないので、そもそも求められている「IT」とは
技術自体ではなく経営や業務にいかに貢献するか、であると考えられます。

2. ITの導入の目的は、ITそのものや詳細技術のためではない
当たり前のことですが、企業がITを導入するのは、ITがかっこいいから、とか、世の中ITだから、
というわけではありません。
業務を効率化したい、売上を上げたい、ということが目的です。
実際に、今回の特集では計9事例が取り上げられていますが、IT自体を目的にした事例は1事例だけで、
あとは「業務効率化」「業務の見える化」「売上向上」「リピート率向上」が目的です。
IT自体を目的にしている企業も、自社制作のマーケティングツールの提供が目的なので、
やはり事業が目的となっています。
経営情報システムではコンピュータの細かい構成、IPアドレスの形式、画像のファイル形式等を問うこともありますが、
それが診断士合格後にどの程度使えるのだろう、と思ってしまいます。
(私自身、合格前後で診断士の世界がここまで違うとは、と思った身ですので)

3. では、経営情報システム試験の在り方とは?
まずは、上記のように、簡単な事例を提示し、その事例に適合したITソリューションを提案させる問題が考えられます。
次に、組織でITを使用するためのルールをどのように策定、運用するか、という観点も重要です。
なぜなら、中小企業のIT活用ルールだけでなく、私の目からは、中小企業診断士も、
すべてがすべてITに長じているわけではありません。
中小企業診断士自体にも、ITの利活用の訓練が必要、ということです。
それは、組織だって診断するときにITを使いこなせないと、診断業務自体に支障が出るということでもあります。
ですから、「組織でITを使用するためのルールをどのように策定、運用するか」も重要と言えます。
質問形式は、企業経営理論の短文形式が妥当と考えます。

ただ、これだけでは標準的な観点での評価には不向きですので、ISO標準に関する問題も補完的に出題します。
これにより、事例の得意不得意に関わらず、標準的な情報システムへの理解を問うことができるでしょう。

以上のように、中小企業診断士としては
・企業の経営や業務を改善するためのIT活用を提案できる
・中小企業診断士自身が、他者に迷惑をかけない程度にITを使える
・情報システムに関するISO標準を理解できる
程度のことが分かればよいのではないかな、と考える次第です。

上記をクリアできた診断士が、また、ミラサポに事例を紹介できれば、等と思っています。

情報処理教科書 高度試験午後I記述 春期・秋期」にインタビューを、
情報処理教科書 高度試験午後II論述 春期・秋期」に体験記を寄稿しておりますので、
秋試験の学習に向けて是非ともお読みくださいませ。



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プロフィール

小林 健了

Author:小林 健了
取得資格: 中小企業診断士、技術士(電気電子部門)、情報処理技術者 (ITストラテジスト等) 。主にITや製造現場の観点から、企業経営、コンサルティング、技術について情報提供してまいります。

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