2019/11/27
IT系は、「手段の目的化」が起こりやすい?
おはようございます。Cobbyこと小林 健了です。IT系は、「手段の目的化」が比較的起きやすいのではないかと感じています。
よく、「システム化されていないから、システムを導入しないのですか?」という問いを受けることがあります。
まるで、「小林はITを知っているのに、なんで導入しないんだ」「ITを導入したら効率化できる」といわんばかりです。
システムといえども人が構築するもの、「目的」も必要といえるでしょう。
例えば、会計システムは、各企業が会計を適正に行い、外部に正確な財務諸表を公開し、適切に納税することが目的といえます。
システムが企業に構築されているのであればハードウェアの保守のために人も必要になりますし、クラウドサービスを活用するならそのための窓口担当者も必要になります。
もちろん、費用も必要です。
そういう中で、ITを導入してしまったら?
効果も得られずに、無駄な仕事や出費が増えてしまう。それだけのことになってしまう。
完成したシステムの効果も、「業務のスピードが大事だ」「社員の残業時間を削減し、働き方改革をするのが大事だ」などと、
様々な意見が出て収拾がつかない。
などといったことが想定されます。
システム化のそういった手段化を防ぐことは、ITストラテジスト、技術士 (電気電子部門、総合技術管理部門) である
自分の責務であると考えています。
本日もよろしくお願い致します。
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