2016/03/11
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。
本日 2016/3/11は、東日本大震災発生日 (2011/3/11) から丸5年です。
そして、今年は、2011/3/11と曜日まで一致しています。
(5年経過 + うるう年2回 = 7日→曜日が一致)
地震でなくなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
津波や原子力発電所の事故により住むところを失われた方のご不便も悔やまれます。
さて、ここまでの5年間、震災発生から変化したところや気を付けているところを列挙してみます。
1. 緊急事態発生時の対応やこれに備えた計画が注目された
関東で生活する者として、地震そのもの以外にはまずは「節電」が意識されました。
以後、個人生活の場においては節電や(もう少し拡張した)節約、を意識するようになりました。
これは、今後災害が発生したり、その他の事態が発生したりしたときでも速やかに必要最低限での
生活を進められるようにするためです。
やはり、生活ベースは必要最低限のもので構成されるべきと再認識しました。
計画段階では、やはりBCP (事業継続計画) に注目が集まったことでしょうか。
多くの企業、主として大企業でも策定が進んでおりますし、ITストラテジスト試験の論述でも問われました。
2. 緊急時に向けた備蓄対策が取られるようになった
勤務先でもそうですが、備蓄対策が個人、法人を問わず取られることが多くなりました。
重要なことかとは思いますが、2点ほど留意点はあります。
・定期的に備品が使用可能かを確認すること
・定期的に備蓄食料を回転させること
この5年間、備蓄を使用しなければならない事態は発生していないかと思います。
そのため、東日本大震災を契機に配備された備品においては使用不能となっている可能性があります。
(例えば配備された懐中電灯が点灯しない、など)
そのため、定期的な動作確認が必要です。
備蓄食料についても消費期限への意識が必要となります。
缶詰の場合は約3年、備蓄用食料の場合でも約5年程度といわれています。
そのため、所定の期間が経過した後は備蓄用食料の入れ替えが必要となります。
では、結果として使用しなかった備蓄用食料はどのように取り扱えばよいでしょうか。
私からは、「備蓄食料パーティ」による消費を提案します。
「備蓄食料パーティ」により
・結果として使用しなかった備蓄用食料を無駄なく消費できる
・「備蓄用食料」という華がないように見えるものであっても工夫次第で見た目、食感とも優れた逸品とできる
・防災対応や備蓄に対する参加者の意識を向上できる
・参加者同士のメンバシップを高められる
といった効果を狙うことができます。
3/11、今日は、当時のことを思い出すとともに、防災に対する意識を高める絶好の機会です。
よろしければ、クリックをお願い致します。

