2016/01/16
こんばんは。Cobbyこと小林 健了です。
昨日は、仕事で1時間程度、初めて出くわした事象の対処を行っていました。
その時に感じたことを書きたいと思います。
私は、トラブルの場に突然呼び出され、対処を行うことになりました。
その場にいたのは取り巻きとなった5人。
そこで実際に対応していたのは私一人。
結果として1時間程度試行錯誤し、アドバイザから助言を頂きながら解決を見ました。
そもそも1時間も試行錯誤しなければならないことを反省しながらも、次のようなことを考えていました。
実際に対処を行っていた私と、それ以外の5人だと、今回の事象から得られるものが大幅に違うな、と。
取り巻きとなった5人は、ただただ立っていながら私の動きを見ていました。
中には、私がすぐに対応できないことをさげすみの目で見ていたり舌打ちしたりといった態度でした。
他方、私は、実機を前に、いろいろと考えながら対応していました。
具体的には、「事象を「めで」見て」「事象を解決するよう「あたま」を使って」「実際に「てを」動かす」ということを行っていました。
め→事象として何が起こっているのか、何が正しくて何が間違っているのかを、自分の「めで」確認する
あ→誰かの言葉や方向性を鵜呑みにするのではなく、どのようにあることが理想か、どのようにすれば
そこに至れるのかを、自分の「あたま」で考える
て→考えた理想像に近づけるよう、「てを」動かして実現に導く
そして、目で見て、頭で考えて、手を動かした結果は具体的な経験となり、「経験学習モデル」から言っても
深い学びを得ることができるのです。
経験:具体的な経験をする (業務で発生した事象)
↓
省察:何が起こったかを多様な視点で振り返る (このブログ作成も「省察」の一種と言えます)
↓
概念化:他でも応用できるように概念化する
↓
試行:新しい場面で実際に試してみる
この差があれば、他者を圧倒することもそんなに難しくはないでしょう。
参考として、私が取り上げた「めあて」というワードは、小学生時代の校長先生の月初の集会でのあいさつに遭った言葉です。
「めあてを持って(目標を持って)行動しましょう」といった内容です。
この考えは、社会人たる我々だけでなく、かなり小さなお子様にとっても刺さる内容で花かと存じます。
是非お試しくださいませ。
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